セコさと意地だけで挑むマラソン大会や、しみじみとした日常を綴ります。



   
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まんた1968

Author:まんた1968
数年前からランニングを続けている奈良県在住のオッサンです。
年に二、三回ですが、ウルトラマラソンにも挑戦しています。
タイムは凡庸なものですが、完走を目標に意地で走りつづけることを得意としています(笑)。

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頭を銃弾が掠めたら

   
BlackHawkDown.jpg
 十年ほど前に製作されたアメリカ映画「ブラックホーク・ダウン」をあらためて鑑賞しました。当時劇場で観て以来ですから、今回はあれこれと細部まで味わうことができました。

 この映画はクリントン大統領の時代にソマリアの内戦に軍事介入したアメリカ軍が、予期せぬ失敗から市街戦に突入し、数で勝る敵の民兵たちに追い詰められ、迷路のような街を逃げ回り、命からがら脱出する様を余すところなく描いています。実際の事件をベースにしているとのことです。

 これまでの戦争映画が「戦場における人間ドラマ」を軸に構成されているのとは対照的に、この映画にはドラマらしいドラマなどありません。つまりスピルバーグ監督「プライベート・ライアン」におけるトム・ハンクスのような主人公が存在しないのです。好みが分かれるとすればその点でしょう。感情移入したくとも焦点が定まらないのです。

 しかし監督のリドリー・スコットは、わざとこうした方法論でこの映画を組み立てたとしか思えません。それはひとえに、戦場の臨場感をフィルムに焼き付けるためだったと想像します。むしろ個人的なドラマなど邪魔だったわけです。

 監督の思惑は見事に実を結んでいます。戦闘ヘリ(ブラックホーク)墜落の瞬間から本格的にスタートを切る、息詰まるような戦闘の連続は、もう「殺らねば殺られる」それしかありません。
 市街戦の恐ろしさです。軍人と一般民の区別がつきにくい敵たちが、建物の内部や屋上から、いつ何時急襲してくるやもしれないのです。武器で勝る米軍も、ひとたび弾薬が尽きてしまえば、取り囲まれてなぶり殺しです。
 当初の予定では40分程度で完了するはずだった作戦が、主導権を失ったことで地獄の展開へと様変わりしていきます。どれだけコンピュータが発達しようとも、作戦など所詮は「計画」に過ぎないということです。ふいに投げ込まれた石一つでも狂いが生じかねないのです。

 「頭を一発銃弾が掠めてみな。政治的信条など吹っ飛んじまうさ」
 この映画に登場する米兵の台詞が胸に残りました。
 現首相にぜひぜひ観て頂きたい、そんな映画ですね。
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