セコさと意地だけで挑むマラソン大会や、しみじみとした日常を綴ります。



   
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プロフィール

まんた1968

Author:まんた1968
数年前からランニングを続けている奈良県在住のオッサンです。
年に二、三回ですが、ウルトラマラソンにも挑戦しています。
タイムは凡庸なものですが、完走を目標に意地で走りつづけることを得意としています(笑)。

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夜長

   
 私の住まう辺りでも、この土日は秋祭りが催されています。
 土曜日が宵宮で、午後からは子供会による子供神輿が町内を巡行します。太鼓や笛の音が近づいてくるので、すぐにそれと分かります。
 私が子供会に属していた頃には、神輿など担いだ記憶がありません。少子化が進み、地域の住民の結びつきが稀薄になるのを何とか食い止めようと、どこかの段階で自治会の方が発案されたのでしょう。私の幼い頃には、そんなことをしなくとも、親同士、子供同士、ご近所というごく自然な形で何かしら結びついていたものです。
201410191405462bc.jpg
 土曜の夕刻にもなると、近所の小さな神社で「燈火会(とうかえ)」が催されます。
 奈良公園などで催されるそれに較べれば、本当にちっちゃなものですが、こういうものは規模じゃありません。宵闇に浮かび上がるぽっとした灯りは、数少ない故の「儚さ」という風情に満ち溢れています。

 私が子供の頃、今燈火会が催されている場所には、宵宮ともなると、けっこうな数の香具師店が軒を連ねていたものです。お面、りんご飴、射的、金魚すくいなどなど、それは賑やかなものでした。そんな香具師の姿も、今では皆目ありません。年々お宮参りに来る人が少なくなり、商売的にも釣り合わなくなったのでしょうか。はたまた風紀的な理由でしょうか。どこか荒くれていて、それでいて優しい香具師のおっちゃんおばちゃんの姿に、幼かった私は何とも言えぬ魅力を感じていたものですが……。
20141019140616b05.jpg
 にしても宵宮に訪れる人の影は、本当に少なくなりました。時代の流れというものでしょうね。
 「御神燈」という提灯の文字が示すように、秋の祭りは本来、秋の収穫が無事済んだことを氏神様に報告し、感謝の気持ちを込めて新米やお酒をお供えする行事だったのです。が、農業に携わる人が減少し、自分で食糧を生産しなくなったこの国では、「目に見えぬものへの畏敬の念」など湧いてくるはずもなく、本来の祭りの意義も忘れ去られ、形骸化した単なるイベントとして、細々と存続していくのでしょうね。

 神様や精霊が消えた時代の、一抹の淋しさを覚える秋の夜長であります。
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