セコさと意地だけで挑むマラソン大会や、しみじみとした日常を綴ります。



   
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まんた1968

Author:まんた1968
数年前からランニングを続けている奈良県在住のオッサンです。
年に二、三回ですが、ウルトラマラソンにも挑戦しています。
タイムは凡庸なものですが、完走を目標に意地で走りつづけることを得意としています(笑)。

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第17回奥熊野いだ天ウルトラマラソン(その1)

   
 一夜明けて翌日、4月26日(日)、スタート地点行きのマラソンバスが午前4時過ぎにホテルに到着。毎回最低一名は朝寝坊する人がいるらしいのだが、今回は珍しく、どこの宿でも一発で全員が揃ったという。幸先の良い話じゃありませんか。
 100km部門のランナーを満載したバスは、まだ暗い道を、那智の滝に向けてうねうねと上っていく。

 到着は4時半。滝から少々離れた場所にバスは着き、そこからランナーたちは土産物屋などが建ち並ぶ坂道をぞろぞろと下っていく。スタートが5時なので、けっこう慌ただしい。自然と皆、早足になる。
 雨の心配が無かったので、防寒用のビニール袋も持ってこなかったが、朝の冷え込みはそれほどでもなかった。半袖・短パン姿で少し肌寒いくらい。走り出せばすぐに身体も温まることだろう。

 参道の入口にセンサーマットが敷かれ、ここでチップのチェックが行われる。ランナーはマットを踏んでから、石段を少し上る。参道の両側には黒々としたぶっとい大木が、まだ明けやらぬ空へ向けて聳えている。
20150501143501702.jpg
 やがて石段は割と長い下りへと転じる。下りきった所に広場があり、奥には石の鳥居が見える。那智の滝は鳥居のさらに向こう側で、轟々と落差133mの音を響かせているが、暗くてよく見えない。
 ここひと月ばかり雨が多かったので、今は落下する水量もかなり多いほうらしい。闇に目を凝らすと、一筋の白い縦の流れが、次第にはっきりとしてくる。
 撮影してみるが、携行しているデジカメは、まさに「軽くて小さい」だけが取り柄の低性能。この暗さでは、とてもじゃないが写らない。那智の滝に来るのは初めてだというのに、これは残念。次回出場する際には、前夜祭はパスして、前日の昼間にここを訪れることにしよう。
20150501143544b22.jpg
 滝と向かい合う形で建っている鳥居には、「飛瀧神社」の文字が。私も今回初めて知ったのだが、ここは熊野那智大社ではなく、正確にはその「別宮」らしい。だから滝は、別宮の御神体というわけだ。ええ勉強させてもろた。
20150501143627572.jpg
 鳥居の少し手前では火が焚かれている。参加者は持ってきた護摩木を取り出し、続々と火に近寄る。
20150501143703638.jpg
 一本、また一本と護摩木がくべられていく。みんな神妙な面持ちで、自分の護摩木が燃えるのを見守っている。
 みんな何お願いしたんかなあ……。私は月並みだけど家内安全を。以前なら「絶対完走」と書き込んでいたところだけど、そんだけ歳食って、円くなったちゅうことか。なんかちょっぴり寂しいなあ(笑)
20150501143747a35.jpg
 鳥居と滝壷の間にある、部外者立ち入り禁止の白州のような場所では、宮司さんが滝に向かって礼拝なさっていた。毎朝の行事なのか、それともこれから100kmに挑む我々の無事を祈ってくださっているのか……我々としては、後者だと思いたいじゃないですか、やっぱり。
20150501143824a2b.jpg
 そうこうしている内に、空がうっすらと白んできた。奥熊野の夜明け……イコール、この国の原風景の夜明けだ。「秋津島」に朝が訪れようとしている。
20150501143900832.jpg
 さあ、スタート5分前に突入。願いを那智の滝に託し終えたランナーたちは、皆清々しい顔で「その時」を待っている。
20150501143947fd7.jpg
 やがて響き渡る法螺貝の音。大木の梢が震え、鳥の囀りが止む。
 長い一日の幕開け。ゆっくりと動き始めたウルトラランナーたちが、石段をぞろぞろと上っていく。
201505011440248d2.jpg
 さて、無事ゴール出来るだろうか? もし出来たとしても、もう再び、この場所へ戻ってくることは無いわけだ。
 そう思うとちょっぴり名残惜しくなり、振り返って、次第に鮮明になりつつある那智の滝をちらりと見やってから、私も皆の背中を追い始めた。
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ついに始まりましたね。

那智の滝といえば
あの周辺は箱庭みたいで面白かったんですが
滝自体は
「ろうそく50円」「護摩木50円」
「線香50円」「滝つぼ近くまで××円」
と、煩悩たっぷりな看板多数で萎えた思い出があります。 (苦笑)
>>pink-manさん
まだ夜が明けていない時刻に、マイカーなどで観光客がけっこうな数訪れていて、びっくりしました。
煩悩を断ち切り、純な心でお詣りしようとすれば、土産物屋などが閉まっている、こんな時間帯に来るしかないのでしょうかね。


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