セコさと意地だけで挑むマラソン大会や、しみじみとした日常を綴ります。



   
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まんた1968

Author:まんた1968
数年前からランニングを続けている奈良県在住のオッサンです。
年に二、三回ですが、ウルトラマラソンにも挑戦しています。
タイムは凡庸なものですが、完走を目標に意地で走りつづけることを得意としています(笑)。

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幻のミグ戦闘機

   
 ジェット戦闘機のドッグファイト映像はどうも苦手だ。アナログ人間であるせいか、プロペラ戦闘機の空中戦には手に汗するくせに、「トップガン」のような映画には大して興味を覚えない。
 そんな私が例外的に好きなジェット戦闘機映画は、クリント・イーストウッド主演のアメリカ映画「ファイヤー・フォックス」である。もう三十年も前の作品だ。

 201301270000.jpg
この映画はソ連の戦闘機「ミグ31」、NATOコードネーム「ファイヤー・フォックス」をテーマに話が展開する。
 ソ連には現実にミグ31なる迎撃戦闘機が存在し、ロシアになった現在も運用されているのだが、こちらのコードネームは「フォックス・ハウンド」である(画像一枚目)。
 つまり「ファイヤー・フォックス」という別名のミグ戦闘機は、この映画の中だけの、架空ジェット戦闘機なのだ。

 18953619.jpg
 ファイヤー・フォックスの仕様をざっと述べると、最大巡航速度はマッハ5(因みに、実在のフォックス・ハウンドはマッハ2)。
 完璧なステルス性能の機体。
 そして極めつけは、「思考誘導装置」の搭載。ヘルメットと連動させることで、「考えるだけ」でミサイルの発射などが可能。ただし、ロシア語にしか対応しない。

 東西冷戦の均衡を崩しかねないこの新型機の情報をキャッチしたNATO軍は、ベトナム戦争後に退役したアメリカの空軍パイロット、ミッチェル・ガント(イーストウッド)に白羽の矢を立てる。腕前も一流だが、彼はロシア語に堪能なのだ。

 すなわちガントをソビエトに潜入させ、敵新型機の情報や図面などでなく、戦闘機その物を「分捕ってやろう」という、なんとも大胆な、胸躍る作戦を立てるわけである。壮大な泥棒劇ですな、こりゃ。

 別人になりすまし、ソ連国内に潜伏する「協力者」たちの手引きを得て、じりじりとモスクワ近郊の航空基地へと近付いていくガント。この映画前半部が、スパイ映画を観ているようでハラハラする。自ら監督も務めているイーストウッドの、抑制を利かせた演出が素晴らしい。

 そして遂に機体強奪に成功。自ら操縦桿を握り、ソ連軍基地を離陸するガント。
 ただ、ソ連側も、「やられた!」では済まされない。すぐさま盗まれたのと同型の「2号機」を発進させる。
 ガント機が安全空域へ脱出する前に撃墜し、機密がNATO軍へ渡るのを防がねばならない。ちなみにNATO側は2号機の存在に気付いていない。まさか追撃してくるとは夢にも思うまい。

 途中、北極圏の広大な氷上へ着陸し、友軍潜水艦から燃料補給を受けたりなんぞしている間に、ガント機は、ついに2号機に追いつかれる。
 ここからファイヤー・フォックス同士の息もつかせぬ空中戦が展開するのである。

 Firefox-Clint-Eastwoodcb.jpg
共産圏ぽい黒い機体に、二枚の垂直尾翼。そして「赤い星」。架空の戦闘機とはいえ、この「機体の色気」は、ちょっと西側のジェット戦闘機には見当たらない(画像二枚目)。「ロシア語で考えるんだ!」と自身に言い聞かせ、窮地を乗り切る展開も良い。

 しかし、いかんせん、この映画、イーストウッド・ファンにはどうも不評のようだ。そこがまったく忌々しい。
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