セコさと意地だけで挑むマラソン大会や、しみじみとした日常を綴ります。



   
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まんた1968

Author:まんた1968
数年前からランニングを続けている奈良県在住のオッサンです。
年に二、三回ですが、ウルトラマラソンにも挑戦しています。
タイムは凡庸なものですが、完走を目標に意地で走りつづけることを得意としています(笑)。

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鷲峰寺・金胎寺お茶供養まつりマラニック

   
 朝から雨模様の九月初日、行ってきました。結果から言えば、異常気象の今夏を象徴するような体験となりました。
IMGP0090.jpg
 午前8時半、関西本線JR加茂駅に続々とランナーが降り立ちます。受付を済ませ、手荷物を預けます(搬送料五百円也)。各自に護摩木が一本手渡されます。油性ペンで氏名と年齢、願い事などを記入し、実行委員の方にお返しします。護摩木は本日のメインイベント「鷲峰山・金胎寺(じゅうぶさん・こんたいじ)お茶供養まつり」の護摩檀にくべられます。私の祈願は只一つ、今月末の村岡100Km完走です。
IMGP0091.jpg
 スタート前、京和トライアスロンクラブ代表・井上さんからお茶供養まつりに関する説明がありました。

 午前9時、マラニックの参加者が一斉にスタート。ちなみにウォーキングの部はおよそ半時間前に出発しています。
 今回も例によって、大雑把な白地図を頂いています。伊賀忍者武術大会マラニックではこの地図が手の汗でボロボロになってしまった反省から、今回はクリアポケットを持参しました。これで雨が降ろうと安心です。最大の問題は、雨で路面の矢印が消えてしまうことです。行方不明者が出なければいいのですが…。
 走り始めて10分もすると、雨がぽつぽつと降り始めました。今回のコースは基本的に、金胎寺までは延々と上りが続きます。降り始めの蒸し暑さの中で、もうすでに汗びっしょりです。なので持参したレインポンチョを着たら、それこそサウナ風呂状態です。ここは濡れるにまかせて走り続けます。雨粒が心地好く肌を打ちます。
IMGP0092.jpg
 第一のエイド、お茶どころ和束町のお茶カフェでは、冷えたグリーンティーを頂戴しました。
 そして第二エイドの犬打峠でオレンジや冷やし飴などを頂き、標高685mの金胎寺まで最後の一踏ん張り。雨などモノともせずに比較的急な坂道を上り続けます。救いは道が舗装されていることです。脇をクルマがかすめて行きます。一般の参拝者用の駐車場がおそらくお寺のすぐ近くに設けてあるのでしょう。

 午前11時、ようやく金胎寺の山門をくぐりました。山伏姿の方々を見て、真言宗の聖地であることを実感します。
IMGP0093.jpg
 汗をかきつくしたので持参したスポードリンクを飲んでいると、行者さんの列が山門をくぐり、更に山頂の方へと移動を始めました。どうやら護摩供養はこの上で行われるようです。
IMGP0094.jpg
 後を追ってぬかるんだ山道を、ほんの少し上がってみると、そこには塔と本殿らしき建物(写真右)があります。行者さんの一行はこの建物に吸い込まれていきました。そしてしばらくすると、なんだか物々しい読経が始まりました。机を叩くような音、ぶっとい声…さすがは真言宗です。木魚をポクポク叩くだけの浄土真宗とはかなりイメージが異なり、どちらかと言うと私好みです( ^_^)。思い返せばこの最中からです、雨脚が急に強まりはじめ、気温もかなりのスピードで降下しはじめました。レインポンチョの出番です。
 読経の間に我々参加者は、お弁当とお茶を頂きます。建物の軒下で肩を寄せ合うように食べていると、熱々のお茶が欲しいほどに冷えてきました。ほんの数十分前まで汗だくだったことが、まるで夢のようです。
IMGP0096.jpg
 食事を終えてしばらくすると、いよいよメインイベントの護摩供養が始まりました。。この雨の中、火がつくのだろうか?と心配していたのですが、杓で油(灯油か?)を振り掛けながら、火のまわりを早めるようです。
IMGP0097.jpg
 火の気があがるまでのしばらくの間、物凄い煙が雨風に流されて、片側の行者さんたちの身体を襲います。しかしそこは行者さん、目は瞑られたものの、身体を背けるような素振りは全くなく、皆さん微動だにしません。
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 やがて燃え上がった炎は安定し、我々が書いた護摩木も次々に放り込まれていきます。
 鈍い雷鳴が二度三度と轟き、雨脚は一段と増し、気温は秋を通り越し、初冬を想わせるほどに下がってきました。真言の儀式としてはまさに打ってつけの雰囲気なのですが、いかんせん我々ランナーは薄着です。中には雨具を携帯してこなかった為に、ノースリーブ姿で濡れ鼠になり、ガチガチと震えている女性ランナーもちらほら…。
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 まだまだ夏のはずが凍えてどうする!…しかし、山の気候は容赦してくれません。タイガー・ジエット・シンではありませんが、まさに「吹けよ風! 呼べよ嵐!」の世界です(年齢が知れてしまいますね)。
IMGP0100.jpg
 さあお茶供養まつりも終わりました。もう正直なところ一刻も早く、皆さん、走り出したい、あるいは一休温泉にたどり着きたいというところが本音だったと思います。それほどの寒さでした。しかし、良い体験が出来たと思います。ランナー各自がおさがりの品を頂いて金胎寺を後にします。私は一口サイズの丸餅が10個とおにぎり煎餅の小袋、そしてミニサイズのカップ焼そばを頂きました。晴天ならばこれらのおさがりは派手に撒かれるらしいのですが、いかんせん足元は泥濘もいいところ。今日に限っては手渡しとなったようです。とにかく、餅好きの妻に良い手土産ができました。

 復路は鷲峰山の斜面を北方へと下るのですが、これがまた未舗装の完全な山道で、しかも大雨で道の真ん中に濁流が流れています。この状態が酷くなれば、やがては土石流へと変化するのでしょう。とにかく滑落、転倒に神経を使いながら、それこそ山伏のように駆け下って行きます。このあたりではもう写真を撮る余裕もへったくれもありませんでした。

 途中エイドも一カ所ありましたが、あまり憶えていません。暑くなると予想して半シャーベット状の緑茶を用意してくださっていたのですが、この寒さにプラスして、下りばかりなので身体もそれほど暖まっていません。それでも卑しい私は、二杯ほど頂いたのですが(笑)。
 下山を始めてから約一時間半後に本日のゴール「一休温泉」の看板が見えてきたので、ほっとしました。
IMGP0102.jpg
 皆さん次々とゴールしてきます。もう一人の例外もなく、靴は泥々、髪からは雫が滴り落ちています。
IMGP0103.jpg
 温泉の湯船に浸かりながら山頂での寒さを思い返すと、現実感が無いことにびっくりします。それほどまでに下界との落差が大きかったのです。古来から山伏の行場とは、そういう場所だったのかもしれませんね。
 さてさて護摩木に記した私の願いは、無事炎と共に天空に届いたでしょうか?
 帰りは路線バスで新田辺へ出て、近鉄電車で帰宅しました。南山城地域と隣接しているというのに、奈良は雨が大して降らなかったのですね。路面が乾いていました。今年の天候は本当に異常です。
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お疲れ様
今年、お茶供養マラニックに参加しようかなって思って読まさせていただきました!
悲惨で楽しい感じが伝わってきて!でることを決心させてくれました!
伊賀忍者の方は何度も参加したことあるのですが、こちらは初です!一緒に行ってくれるお友達がいたら今すぐエントリーします!とても参考になりました。ありがとうございます
>>よしみんさん
初めまして(^_^)

まだまだ暑い時期なので、無理せず楽しんできてください。
お寺の境内で食べるお弁当、本当に美味しいですよ。

私は11月末の「山城の国一揆」の出場を検討中です。


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