セコさと意地だけで挑むマラソン大会や、しみじみとした日常を綴ります。



   
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まんた1968

Author:まんた1968
数年前からランニングを続けている奈良県在住のオッサンです。
年に二、三回ですが、ウルトラマラソンにも挑戦しています。
タイムは凡庸なものですが、完走を目標に意地で走りつづけることを得意としています(笑)。

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面構え

   
 現実問題として無理と理解しつつも、いずれ年老いたら、「こんな風な面構えの爺さんになってみたい」とかねてから考えているモデルがいる。
 ご存じの方も多いと想像するが、それはアメリカの映画俳優「クリント・イーストウッド」である(お前がイーストウッド?、と笑うてくだされ)。

 無論あちらは白人で、私は紛れもないこてこてのアジア人種なので、老いたところであんな風な顔付きになれる筈もないのだけれど、それでも何とか頑張って、「ああいう雰囲気を纏った老人」になってみたいとつくづく思う。

 とにかく老いてからのイーストウッドの面構えには、痺れるものがあるのだ。まさに大器晩成の典型と言おうか、ダーティー・ハリーなんかを演じていた時代よりも、老いるにつれ、ますます顔付きに色気が増してきている。
 今のような面構えになる予兆は、思い返せば「アルカトラズからの脱出」の頃からあった。

 そして1985年の西部劇「ペイル・ライダー」(下の写真)でほぼ完成し、
Pale_Rider_1.jpg

 1992年のイーストウッド最後の西部劇「許されざる者」(下の写真)において、より熟成の度を深めた。
Unforgiven.jpg

 西部の強い日差しゆえか、眉根には絶えず深い皺が刻まれ、眉はしかめ気味の目のすぐ上に貼り付いている。これが格好いいのだ。
 一言で言うなら「頑固老人の面構え」なのだが、その頑固さが勝手気ままな老人のそれとはちと違うのだ。顔全体に刻まれた無数の皺の数々が、どちらかと言えば「遅咲きのスター」であるイーストウッドがこれまでの人生で味わってきた苦楽を、物の見事に体現しているように思えてならないのだ。
 「生き様は顔に出る」と言葉にするのは簡単だが、俳優多しと言えども、これほどまでにそのキャリアが顔に滲み出している俳優さんも珍しいのではないだろうか。

 対してアジア人は、どちらかと言えば老いるにつれ「好々爺」のような顔付きになるケースが多いように思う。香港のチョウ・ユンファなんかはそのパターンであろう。
 ま、子や孫に囲まれて暮らすぶんにはそちらの方が好都合なのかもしれないが、それでも私は「よい意味での頑固皺が刻まれた」イーストウッド的面構えを目指したい。あのような苦味走った老人になり、間違ってもゲームセンターにたむろするようなことだけはしたくない。ま、こんなこと言ってられる内が花なんですけど(笑)

 それはともかく最後の西部劇「許されざる者」から早24年、クリント・イーストウッドは俳優としても監督としてもまだまだ現役で、その面構えにも、当時とさしたる変化はない。完成された顔付きというものは、時の流れすらも止めてしまうものなのだろうか……。
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