セコさと意地だけで挑むマラソン大会や、しみじみとした日常を綴ります。



   
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プロフィール

まんた1968

Author:まんた1968
数年前からランニングを続けている奈良県在住のオッサンです。
年に二、三回ですが、ウルトラマラソンにも挑戦しています。
タイムは凡庸なものですが、完走を目標に意地で走りつづけることを得意としています(笑)。

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第2回NAGOURAマラソン(その2)

   
 いきなりの10分遅れで午前4時40分くらいに21世紀の森公園をスタート後、ほんのしばらく名護湾に沿って北上、次いで北東に進路を変え市街地をずんずん走る。
 次第に雨が激しさを増す。携行が義務づけられているヘッドランプを点灯した一団が、人影のない早朝の歩道を大蛇のように長々と移動する様は、傍目から観ると百鬼夜行さながらに映るに違いない(笑)

 進むにつれ、街灯はあっと言う間に少なくなっていく。自分が今どこにいるのかイマイチ把握できないが、名護市の中心部というのはけっこう面積が狭いということだろう。
 12km地点くらいまでエイドも無いことだし、ランナーがある程度バラけてしまうまで写真撮影は控えることにする。雨で視界が悪く、足元の安全確保が第一の課題だ。

 配られたコースマップで前もって分かっていたことだけど、それにしたってやっぱ第一エイドまで12kmというのは長い。エイドが無いとどうしても飛ばし気味になってしまう。意識してブレーキをかけねば。

 やがて左手に海が見えるようになる。海沿いに少し行くと「真喜屋」という交差点があり、ここを左折。海にかかる奥武橋を走り、奥武島(おうじま)へと渡る。
 この奥武島、ほんの小さい島で無人島らしい。橋によって本島と結ばれる前は、「墓地の島」として人々は墓参の時しか近付かなかったという。
 そんな知識を事前に仕入れていたせいか、本当に不気味。街灯は皆無で、歩道には樹木が覆い被さるように垂れ下がってきている。おまけに歩道に貼られたタイルが凸凹しており、その上にドングリサイズの木の実が散らばっている。走るには危険この上ない状態だ。幸いこの時間、車がほとんど通らないので、危険個所は車道を走ることで回避する。
 にしてもこの暗さときたら、ただ事ではない。「ヘッドランプ携行」なんて大袈裟すぎるとレース前は思っていたが、ここの深い闇の前では、そのヘッドランプの明かりさえ頼りなく思える。光量をHIGHにしても、さほど遠くまで見通せない。早よ夜が明けんかなあ……。

 救いは奥武島が小さいことで、島の北端にくると、また橋が出現する。屋我地大橋という名で、全長は300m。これを使ってその次の「屋我地島(やがじしま)」へと突入。
20160311155659083.jpg
 島へ入ってしばらく走ると、やっとこさ初めてのエイドである「屋我公民館」が見えてきた。ここで12.3km。
 この島は人も住んでいてかなり大きいので、道もある程度整備されているが、街灯が少ないことには変わりなし。折り返してきてまたこの島を通ることになる(行きと帰りでは別の道だけど)ので、写真はその時撮るとして、今は先を急ぐことにする。復路ではすっかり夜も明けていることだろう。
2016031115573298a.jpg
 屋我地島は面積も大きいのでかなり走りごたえあり。まだ暗く遠くまで見通せないが、砂糖黍をはじめとして農地が多い。
 雨は降り止まず、スタートからビニールポンチョを着用したまま。湿度がけっこう高いので肌寒さはない。ポンチョはどちらかといえば風除けの意味で。

 ようやく周囲がうっすらと明るんできた頃、屋我地島の北端近くに達する。ここからまた海に向かって橋が延びている。屋我地島と古宇利島(こうりしま)を結ぶ「古宇利大橋」だ。
20160311155823b62.jpg
 橋の全長は1.96km。しまなみ海道ウルトラの経験者にしてみれば大したことはないのかもしれないけど、私はこの歳になるまで、海上に架かる橋の上を2km近くも走った経験はない。それだけに驚きは格別。復路もここを通るので、往復4kmだ。
2016031115591975b.jpg
 にしてもこの風の強さときたらどうだ。遮蔽物が皆無なので海を渡る風がもろに身体にぶち当たる。うかうかしているとランニングキャップをさらわれそうだ。
 それでもカメラを構える。レンズに雨粒が付着するが、前方に次第に明らかになる古宇利島の姿を撮影せねば。
20160311160004e85.jpg
 やっと橋の終点が見えてきた。奥武島と違って、橋の歩道は見事なまでに整備されている。
 しかしこの橋からの眺め、晴れていれば絶景だったろうに……ここまで来てなんとも惜しい(泣)
2016031116005122f.jpg
 長い橋を渡り終え、古宇利島へ上陸した頃、ついに夜が明けた。天気が悪いせいでやたら遅かったように思う。
2016031116012840e.jpg
 上陸地点のすぐ近くには、本日二度目のエイド・古宇利公民館が。ここで距離は22km。まだハーフマラソンを終えたばかり。先のことを考えると眩暈がするぞ(笑)
20160311160225fe2.jpg
 屋我地島のエイドでは水分しか摂らなかったので、ここでは沖縄ならではの補給食をがっつり頂くことにしよう。
 ここまでの命綱だったヘッドランプもリュックに仕舞わなければ。ランプよ、よく足元を照らしてくれた、もう出番は済んだぞ……って、「日暮れまでにゴールできるんかいな、おっさん」というランプの呟きを、私はフンと鼻であざ笑ったのだった。
 この悪天候の中、ええ度胸しとるやないけ(笑)
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