セコさと意地だけで挑むマラソン大会や、しみじみとした日常を綴ります。



   
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まんた1968

Author:まんた1968
数年前からランニングを続けている奈良県在住のオッサンです。
年に二、三回ですが、ウルトラマラソンにも挑戦しています。
タイムは凡庸なものですが、完走を目標に意地で走りつづけることを得意としています(笑)。

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やつらの足音のバラード

   
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 なんにもない なんにもない
 まったく なんにもない

 生まれた 生まれた なにが生まれた
 星がひとつ 暗い宇宙に 生まれた

 星には夜があり そして朝が訪れた
 なんにもない大地に ただ風が吹いてた

 やがて大地に 草が生え 樹が生え
 海には アンモナイトが 生まれた

 雲が流れ 時が流れ 流れた
 ブロントザウルスが ほろび

 イグアノドンが さかえた
 なんにもない大地に ただ雲が流れた

 山が火を噴き 大地を氷河がおおった
 マンモスのからだを 長い毛がおおった

 なんにもない草原に かすかに
 やつらの足音が きこえた

 地平線のかなたより マンモスのにおいとともに
 やつらがやってきた

 やってきた
 やってきた

 【やつらの足音のバラード】 (作詞)園山俊二 (作曲)かまやつひろし


 先日のように、たまに古墳をぶらりと訪ねたりすると、決まって頭に浮かぶのが、この曲だ。
 まだ子供だった頃、たしか土曜日の夜に放送されていたアニメ番組「はじめ人間ギャートルズ」のエンディングテーマで、当時まだ幼いながらも、そのどこか哲学的な詞に魅了され、この齢になっても、ある時ふと口ずさんでしまうことがある。

 古墳などの遺跡に触れ、太古に思いを馳せる際にもそうだが、ムシャクシャすることが重なり、気持ちが落ち込んだ時なんかに、とりわけこの歌が口をつく。
 「なんにもない大地に ただ風が吹いてた」そう口にする時、心の中に巣くっていたモヤモヤが、すうーっと晴れていくような気がするのだ。

 地球の長大な歴史から見れば、我々人間の営みなど、ほんの一滴なのだ。ましてや宇宙の誕生からすれば、人間の歴史などひとかけらの塵にも等しい。
 だから「何をくよくよすることがあろうか」と開き直れるのだ。

 にしても、いい歌詞だとつくづく思う。近年CMなどでよく使われている「金子みすず」の詩に勝るとも劣らない力を持っていると思う。
 その後、小泉今日子、スガシカオ、中村あゆみ、平井堅、などによってカバーされていることからも、その魅力は明らかである。

 人生、結婚をしたり、子供を授かったり、災厄に見舞われたり、親しい人たちと死に別れたり、様々なことが起こるけれども、ことさら悲観することもなければ、ことさらはしゃぐ必要もない。とにかく淡々と生きていればいいのだ……この歌を口にする度に、その思いを強くする。

 この世のあらゆる生命と同じく、我々人間とて、一人の例外もなく「なんにもない」ところへ、やがて還ってゆくのである。かつてなんにもないところから、やって来たのと同じように……。
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