セコさと意地だけで挑むマラソン大会や、しみじみとした日常を綴ります。



   
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まんた1968

Author:まんた1968
数年前からランニングを続けている奈良県在住のオッサンです。
年に二、三回ですが、ウルトラマラソンにも挑戦しています。
タイムは凡庸なものですが、完走を目標に意地で走りつづけることを得意としています(笑)。

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道中祭り

   
matsuri_01.jpg
 《昔あるところの庄屋に、たいそう綺麗な娘がおったそうな。
  娘が年頃になった折、村では日照りが続き、このままでは全滅だと、百姓たちはほとほと困り果てておった。

  ある夜のこと、庄屋の屋敷を訪れる者あり。男は「山頂の池に棲む、龍神の使い」と名乗った。娘を龍神さまの嫁に差し出すならば、雨を降らしてやろうと言う。

  目に入れても痛くない娘ゆえ、庄屋は躊躇ったが、そんな父を見かねた娘が言った。「ととさま、それで村の衆が救われるなら、あたしは喜んで嫁にまいります。だから、どうか悲しまないでください」

  こうして娘は山の上の龍神さまの元へと嫁いで行った。そして約束通り雨が降り、村は救われたのだそうな。》

 以上が日本各地に伝わる典型的な「龍神伝説」のパターンである。美しい村娘が、雨乞いのための人身御供として、湖池に棲む龍神(蛇神)に差し出されるのだ。

 さて、一週間後に迫った『夜叉ヶ池伝説マラニック』。このイベントも、西美濃地方に伝わる典型的な龍神伝説と関係している。
 上記の「庄屋」は、スタート・ゴール地点である「神戸町(ごうどちょう)」に存在したとされ、娘の名は「夜叉姫」といった。
 この夜叉姫が人身御供として山上の池に棲む龍神の元へと嫁いでいくのである。
 美濃と越前の境にある龍神の池は、現在、悲しき定めを負った姫を弔う意味で「夜叉ヶ池」と呼ばれており、毎年七月に雨乞い伝説に因んだ祭りが催される。

 神戸町から夜叉ヶ池に向かう途中の「坂内」で行われるこの祭りは、夜叉姫が辿った道のりの半ばという意味で「坂内道中祭り」と呼ばれている。
 神戸町をスタートしてから約45km、この道中祭りの会場が、マラニック一日目のゴール地点となる。

 ゴール後、祭り客で賑わう会場で汗を流し(仮設シャワー)、夕食の弁当を食べ、祭りの雰囲気を満喫してから宿泊先の体育館へ移動するとのこと。

 「夏祭り」といえば、近所でも昨夜行われたのだけれど、時代の流れか、年々スケールが縮小しており、寂しい限りだ。
 に較べ、今回初めて参加する「道中祭り」は、ネットなどで調べてみるとけっこう盛大らしい。
 翌日の90kmの道のりを考えれば、あまりリラックスも出来ないし、ビールなども控えるつもりでいるが、この祭りがマラニック参加の決め手になったことは事実なので、時間の許す限り楽しませてもらうことにしよう。
 翌日に訪れる「夜叉ヶ池」の龍神の嫁になり、ついぞ還ることのなかった夜叉姫……真夏の夜の道中祭りを味わうことこそが、姫への鎮魂になる筈である。
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