セコさと意地だけで挑むマラソン大会や、しみじみとした日常を綴ります。



   
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まんた1968

Author:まんた1968
数年前からランニングを続けている奈良県在住のオッサンです。
年に二、三回ですが、ウルトラマラソンにも挑戦しています。
タイムは凡庸なものですが、完走を目標に意地で走りつづけることを得意としています(笑)。

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2016夜叉ヶ池伝説マラニック(1日目47km・神戸町役場→遊らんど坂内)

   
 ついにスタートした第1ステージ・47kmの道のり。役場を飛び出し町内に出ると、沿道で住民の方々が拍手で我々を見送ってくださる。
 「頑張って!」
 「暑いけど無事還ってくるんやで!」
 地元密着型の大会であることが、ひしひしと伝わってくる瞬間だ。出場に間違いはなかった、と思うと同時に、こりゃ意地でも凱旋せねば、と固く決意する。

 初出場なのでちょっぴり戸惑ったが、この大会、スタート直後に神戸町内にある二つの場所に立ち寄ってから町を後にするらしい。
20160728135052717.jpg
 まず始めに「日吉神社」。最澄が創建した神社で、近江坂本の日吉大権現を主神とする。毎年五月の連休に「神戸山王まつり」が催され、松明の中を大御輿が疾走するという(岐阜県の無形文化財に指定されている)。

 我々ランナーが境内へ突入すると、そこでは神戸山王太鼓保存会による太鼓の演奏が出迎えてくれる。スタート直後の景気づけといったところか。
 小銭を携帯していたのでお賽銭を投入し、拝殿に向かって道中の無事を祈る。
20160728135121b66.jpg
 しかし、みんな、最初から飛ばす飛ばす。フルマラソン、いや、ハーフマラソンさながらのペースで神社を後にする。
 「あんたら大丈夫か? これはウルトラやで。今日ゴールして終わりとちゃうんやで。明日は今日の倍走らんといかんのやで」
 と、近所のお節介おばちゃんの口振りを真似て、私は呟く(笑)
20160728135147251.jpg
 次いで立ち寄るは「夜叉堂」。干魃から住民を救うため、龍神の元へ嫁いで行った「夜叉姫」が祀られている。この大会の真の主役なので、ここでもお賽銭を投入し、深々と礼拝。これから二日間かけて我々が辿るコースは、1200年前の夜叉姫の思いを追体験する道程でもあるのだ。
 この夜叉堂で2.9km。これから神戸町を出て、揖斐川に沿うような形で上流を目指す。
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 9.6km地点の「霞間ヶ渓」エイドで、初めて固形物が振る舞われる。
 何せ真夏のマラソンなのだ。水や氷は当然として、塩分補給が大きな鍵を握る。その辺については、さすが歴史ある大会だけあり、塩昆布、梅干し、塩飴と抜かりない。中でも旨いのは「きゅうりの浅漬け」。瓜類には身体を冷やす効果があるのだ。
201607281352417c3.jpg
 その後のエイドも非常に充実していた。ご飯モノとしては柴漬けの巻き寿司。おにぎりでなく、寿司である点が良いのだ。酢飯には暑気ばらいの効果あり。
 パンはチョコチップ・スナック。他には水羊羹などなど、覚えきれないほどのアイテム数。氷を浮かべたバケツの冷水を頭から被り、とにかく食べる。

 橋を使って揖斐川の両岸をジグザグに縫うように、上流を目指して行く。
 町の喧騒はいつしか遠く背後へと消え去り、蒸せた空気の中で、川の水音と、かまびすしい蝉の鳴き声だけが響いている。これぞ日本の田舎の夏だ。
20160728135302441.jpg
 初日のコースは基本的にずっと上りが続く。その上りは、明日、夜叉ヶ池で折り返すまで続くわけだ。
 初出場の大会で、しかも真夏ウルトラ初体験の身としては、以後どれほどスタミナを消耗するか見当が付かない。なので一日目は「ゴール閉鎖に間に合えば良い」くらいのセーブを心掛けて走ることに決めていた。
201607281353303a4.jpg
 やがて今夜の宿舎となる「坂内小中学校体育館」が見えてきた。ゴールはまだそれより2kmほど先の「遊らんど」である。もうちっとの辛抱。

 遊らんどでは本日午後3時~8時の間、「夜叉ヶ池伝説道中まつり」が開催中で、下界からも車客が続々と集まってきている。車窓から度々「頑張れー!」と追い抜きざまに声をかけられ、どれほど嬉しかったことか。こんなくそ暑い中、正気の沙汰でないことに挑む甲斐があるってもんだ。

 会場整理の警備員さんの誘導に従い、道中まつりのただ中へとラストスパート。露店が軒を連ね、見物客が行き交う道を、会場奥のゴール目指して走って行く。
 一般客や先にゴールしたランナーさんが、沿道から手を出して迎えてくれる。夏祭りの会場にゴールするなんて、生まれて初めての経験だ。
20160728135356df1.jpg
 そしてゴール。無事、一日目が終了。ゴール閉鎖の午後6時半まで、あと約二時間。明日の「本番」を考えれば、速すぎず、遅すぎず、理想的なゴールタイムだと言えるのではないか。

 とにかく今はただ、仮説シャワーで汗を流して、一刻も早くさっぱりしたい。そして、夕飯を食べながら、一般客に混じってお祭りを楽しむのだ。
 涼しげな風も吹いてきたし、良い夕べではないか。
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