セコさと意地だけで挑むマラソン大会や、しみじみとした日常を綴ります。



   
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まんた1968

Author:まんた1968
数年前からランニングを続けている奈良県在住のオッサンです。
年に二、三回ですが、ウルトラマラソンにも挑戦しています。
タイムは凡庸なものですが、完走を目標に意地で走りつづけることを得意としています(笑)。

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第16回村岡ダブルフルウルトラランニング(その1)

   
 明けて9月29日(日) 大会当日

 携帯電話の目覚ましで、午前2時半起床。結局よく眠れず、熟睡感はあまり無し。ウルトラ前夜はこんなもの、と割り切るしかありません。
 ささっと洗面を済ませ、午前3時に合わせて大広間へ直行。一番乗りかと思いきや、もう十人ばかりのランナーが朝食にかかっているのでびっくり。私も慌てて食べ始める。
 寝起きのせいか、緊張しているのか、皆さん夕食の際に較べて非常に無口。茶碗と触れ合う箸の音や、茶を啜る音だけがせわしなく響いている。それにしてもここの米は旨い。卵かけにして、焼き鮭や海苔をおかずに大盛りで二膳掻き込む。
 トイレを済ませた後、ランニング装束に着替え、露出部に日焼け止めクリームを塗り、その上からジャージの上下を羽織る。荷物をまとめ玄関へと急ぐ。ここから会場の村岡小学校までは、松屋さんの大将がクルマで送ってくださる。
 おととし来た時には、さすがは山国と思えるほどに早朝の外気は冷たかったのだが、今朝はそんなに冷えていない。むしろ少し蒸し暑さを感じるほどで、これが日中吉と出るか、凶と出るか、頭の片隅を一瞬不安の影が過ぎる。
 女将さんに礼を述べ、大将の運転で4時に会場へ到着。大将は無口な方だが、それだけに余計別れ際の「頑張ってや」の一言が胸にしみた。

 荷物預けはお隣の村岡中学校。例年ならスタート場所の小学校で荷物を預けられたのだが、今年は耐震工事の最中とのこと。バッグと貴重品を預け、スタートゲートの設けられた村岡小学校へ移動する。
 あちこちがライトアップされ、スタートを待つだけとなった100km・88kmのランナーたちの姿を闇に浮かび上がらせている。午前5時の号砲まであと数十分…私もスタートゲートの周辺まで移動。二年前のこの日を思い出し、感慨に耽る。

 と、緑のタイツと被り物で蛇の仮装をした男性を発見。蛇といえば今年の干支…もしやと思い声をかけると、その方はやっぱり同県人のSさんだった。ゼッケンの出身地の欄には「奈良」の二文字。間違いありません。
 このSさん、私にとって恩人のような方で、二年ぶりの再会となります。おととしの村岡で、初ウルトラ、初100kmに挑んだ私は、不安と緊張を抱えながらペース配分もよく解らずに走っていました。そんな中、30km地点くらいだったでしょうか、突如として背後から声をかけてくださったのが、Sさんだったのです。私のゼッケンを見て、同県人ということで声をかけてくださったのです。その時のSさんはかわいい白兎の装束でした。
「初100kmでここ(村岡)か…そりゃ無茶やでえ」
 Sさんの一声は今でもよく憶えています。しかしスタートしてしまった以上はここで退くわけにはいきません。
 その時私は、ふとこう考えました。Sさんは村岡ダブルフル出場10回以上のベテランです。コースも熟知されているし、息の抜きどころも解っていらっしゃる筈…ならば無知な私のペースランナーに、と。
 そうと決めた私は、白兎の背中を追い続けました。そして悪戦苦闘の挙げ句、這々の体でゴールインすることが出来たのです。
 そんな恩人との奇跡的な再会。その話をするとSさんも、「ああ、そうやったかいな」と照れたように思い出してくださいました。そして二年ぶりの再会を祝してスタートゲート前で、同県人同士、がっちりと握手。まるで夢の中にいるような瞬間でした。
20131002142231914.jpg

 ところがよく見るとSさん、今回は88kmの部のゼッケンをつけていらっしゃいます。
「100と違うんですか? えらい控え目ですやん」と私。
「うん、それがなあ…」
 話しによるとSさん、今回は88km出場のブラインドランナーの伴走者としてエントリーされたのだが、直前になってそのブラインドランナーが出場を取りやめた為、仕方なく単独で走ることになったとのこと。Sさんと同じ土俵で走れないのは残念ですが、そういう事情なら仕方ありません。
 それにしてもSさんの仮装、今回も気合いが入っています。チューブに息を吹き込むと、蛇の巻き舌がしゅるしゅると伸びる仕掛けになっています。これは是非とも12年連続出場を果たして、Sさんの十二支をコンプリートしなければいけません。なにせめでたい縁起物ですから(^_^)
20131002142308ca7.jpg

 そうこうしている内にスタート時間が近づいてきました。集まった100km・88kmのランナーたちに向けて、景気づけの獅子舞が披露されました。
20131002142354b27.jpg

 そして5時ジャスト! フルやハーフと違ってウルトラのランナーの群れは、あたかもマンモスのようにゆっくりと動き始めます。
 早朝の暗闇の中、沿道の方々の暖かい声援を受け、群れは村岡商店街へと突入していきます。
2013100214243849b.jpg

そこには無数の提灯に彩られた、初秋の幻想空間が広がっていました。
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