セコさと意地だけで挑むマラソン大会や、しみじみとした日常を綴ります。



   
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まんた1968

Author:まんた1968
数年前からランニングを続けている奈良県在住のオッサンです。
年に二、三回ですが、ウルトラマラソンにも挑戦しています。
タイムは凡庸なものですが、完走を目標に意地で走りつづけることを得意としています(笑)。

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第13回伊豆大島ウルトラランニング・前日受付

   
 3月25日(土)、翌日に開催される「第13回伊豆大島ウルトラランニング」の100kmの部に出場するため、東京都の大島町へ向け出発。
 午前9時に京都駅から新幹線(ひかり)に乗車し、静岡県の熱海駅までちょうど二時間。値段がお高い分、やっぱ早いわ。
 伊豆大島行きの高速船は、駅からバスで15分の熱海港から出港する。行政区分では「東京都」に属している伊豆大島であるが、都心を経由せずに行くため、よく考えれば妙な感じがする。感覚的にはあくまでも静岡県の延長線上だ。東京竹芝桟橋から乗船すれば雰囲気も出るのだろうが、竹芝から大島までは1時間45分。熱海からだと45分。その差は歴然で、関西から行く場合だと交通費の面からも、竹芝までわざわざ行く必要性に乏しいのだ。

 それはさておき、春休みのせいなのか、熱海駅から港へ向かう道路が大渋滞しており、おまけにバスもすし詰め状態。「お宮の松」の「貫一・お宮」像なんかを横目に、結局港まで半時間もかかってしまった。
 東海汽船の切符売り場で早速乗船手続き。といっても船は事前に電話予約してあるので、窓口で予約番号を伝えて往復の切符を受け取り、お金を払うだけ。
 上は往路の切符。現在大島は「椿まつり」期間中なので、それに合わせて船賃も大幅に値引きされており、我々ウルトラマラソン参加者には、そこから更に数割お安くなるクーポン券も支給されている。で結局このお値段。ありがたや。
 ちなみに復路(週明けの月曜日)は、椿まつり終了の翌日に当たるのでマラソン割引しか反映されず、二千円ほどお高くなる。

 高速船の出港は午後12時25分。腹が減ってきたが、どうせなら昼飯は大島に着いてからとることにする。
 さあ乗船時刻になった。熱海と大島を往来する高速ジェット船はセブンアイランド(「伊豆七島」に由来していると想像する)と呼ばれており、船体のカラーリングに4パターンあるらしい。今回乗るのは「虹号」。
 2階建て構造になっており、私の指定席は1階の船尾に近い場所。
 港の待合所は結構な人だかりだったのに、乗船率は四割程度。多くの人は大島の手前にある「初島」へ向かうみたいだ。

 定刻に出港した虹号は最高時速80kmで順調に航行、午後1時15分に大島の北端にある岡田港へ到着。その日の波の具合によって入出港の場所が決定するらしく、かつては大島町役場のある西海岸の元町港へ出入りする回数が多かったのに、今では岡田港の方が圧倒的だという。
 
 元町港近くの食堂のおやっさんに聞いたところでは、今月に入ってから元町に船が出入りしたのは、たった4日だけらしい。元町港の方が岩礁が複雑で船が出入りしにくいのだとか。理由はともあれ、そのせいで「元町が寂れつつある」とおやっさんは嘆息しておられた。
 大会会場が役場前なので、我々参加者としても元町港から乗り降り出来たほうがありがたいのだけど。
 「ようこそ大島へ」大島紬を着た若い女性のお出迎え。か…可愛い💞 背中に咲いた一輪の椿の、なんとキュートなことよ💠 中年真っ盛りのオッサンとしては、これはもう理屈抜きに嬉しいわな(笑)

 元町港行きのバスを一便やり過ごし、岡田港の待合所にある食堂でようやく昼飯。大島名物「べっこう丼」を注文。普通海鮮丼といえば「ワサビ醤油」で頂くものだが、この丼は「カラシ醤油」で食するのが特徴。どうかなぁ……と恐る恐る口にしたが、程よく酸味がきいており、これがけっこうイケる。あっという間に完食した。
 いつもなら海の側に遠征に行っても大会前日は万が一を考えて刺身類はひかえるのだが、全方位海に囲まれた離島まで来て、そんな野暮な真似はするまい。今日から二泊、思う存分海の幸を楽しみますぞよ。

 食事後、次のバスまで1時間近くあるので、とっととお土産を買っておくことにする。
 待合所の売店をじっくり見て回り、嫁はん用に椿柄のスマホケースと椿の実のキーホルダーを購入。こういうちょっとした気遣いを心がけないと、今後マラソン遠征にかこつけた一人気まま旅に行かせてもらえんようになるもので^^;
 「よかったら椿の実に、名前入れたげるよ」と売店のおばちゃんが言う。
 「えっ、名前? 無料で?」と私。
 「そうサービス」とおばちゃん。
 こりゃええぞ、ポイントを貯める絶好のチャンスや……「じゃあホニャララで」私は嫁はんの名を口にする。
 「そう、ホニャララちゃん、ホニャララちゃんでいいんやね」
 小刀の先で小さな椿の実に文字を刻みつけながら、何を思ったかおばちゃん、結構大きな声でうちの嫁の名前を連呼する。しかも「ちゃん」って、周りに大勢人がおるというのに(汗)
 こっ恥ずかしさのあまり赤面する私。こちとら今やときめくもののない「擦れっ枯らし夫婦」だというのに、これじゃまるで「ときめきメモリアル」ではないか(。>﹏<。) 恥ずかしいから早よ彫り上げてくれえ〜。

 そんな忍耐のお土産をゲットして、午後2時半、元町港行きのバスに乗車。20分ほどで到着。まずはバス停の近くにある「大島観光案内センター」へ向かう。
 ここの窓口に予め記入しておいた「東京都助成金申請書」と身分証明書を提出すると、割引チケットくれる。このチケットを宿泊先に提出すれば、二泊まで宿泊料金が割引されるという仕組みだ。一泊につき3000円。二泊で6000円。これは大きい。飯代くらいは充分賄える割引額だ。船賃に続きありがや〜ありがたや〜。

 割引チケットを入手して、その足で宿泊先へ向かう。
 この度お世話になるのは、元町港から徒歩5分ほどの所にある「アイランド伊豆大島」。島で唯一のカプセルホテルだ。共用シャワー・共用トイレしかないけれど、その代わり割引チケットで、ただでさえ安い料金が更に激安になるのだから何の不足もなし。
 1階が食事や談話が出来る共用スペースになっており、カプセルは2階。2階の自分のロッカーに大きい手荷物を入れ、すぐさま前日受付会場の「総合開発センター」へ向かう。ホテルのすぐ近くだ。
 センターは大島町役場の2階にあり、またまた可愛いおねえさまたち💞の出迎えを受ける。大会プログラムやゼッケンを頂戴し、午後4時半から開会式がスタート。町長さんたちの挨拶があり、その後競技説明、お楽しみ抽選会へと続く。
 「明日は終日雨ということで、気温も上がらず、風も強いらしく、本大会始まって以来の過酷な状況が予想されます。みなさんくれぐれも無理をなさらず、いざという時にはリタイアする勇気を持って競技に挑んでください」
 実行委員さんが何度も念押しするように繰り返す。
 今回熱海経由で行くため、伊豆大島にはぼんやりと「南国的イメージ」を抱いていたのだけど、いざ岡田港に上陸し、その寒風と冷気に身を晒すと、「おや、イメージと異うぞ? やけに肌寒いぞ」と不安は増しつつあった。そこへ実行委員さんの注意喚起。どうやら今年は例年とは状況が大幅に異なるようだ。しかしそこは初出場の悲しさ、コースの標高などもイメージ出来ないし、「なんか大変なことになりそうやなぁ……」と漠然と思うしかないのだった。

 服装選びをミスったかもしれない……防寒防雨用にとビニール製のレインベストは持参したものの、もしかすると100均などで売っているレインコートの方が良かったのかもしれない。しかしコンビニ一軒存在しない離島なので、現地調達の望みは薄い。まあ、あれこれ考えても仕方なし、なるようになれだ。

 そんな風に開き直り、改めて会場を見回してみると、その一角にありゃありゃ見知った顔が。そう、昨年の村岡ダブルフルとあいの土山でご一緒した「アベベさん(千葉県在住のウルトラランナー)」がいらしたのだ。
「やっぱエントリーされたんですね」
 アベベさんには去年の土山マラソンで、伊豆大島ウルトラにすでにエントリーを済ませていること、そして「えびす・だいこく」にもエントリーする予定でいることを話していたのである。
「ええ」とはにかみながらアベベさん。「えびす・だいこくにもエントリーして当たりました」
 おおっ、私と一緒じゃ! これでまた張り合いが出来た。
 その後抽選会がお開きになるまで、二人して翌日の寒さ対策について話し合った。アベベさんもしっかりした防寒衣装は持参されなかったらしい。

 抽選会は二人共ハズレた(籤運はえびだいで使い果たしたのだと思えばよし)ので、明日の健闘を誓ってお互い宿へと引き上げた。

 宿の女将さんにこの辺りで一番大きなスーパーはどこか訊いて、明日の朝食の買い出しに行く。お店の少ない離島にしては品数も豊富なスーパーだったが、やはりというか全てにおいて「値段が高い」。「離島価格」というやつで、缶ジュース一つ、カップ麺一つとってみてもまず値引きは無く、定価売りが最低ラインで、たいていが本土の定価より20〜30円高く売られていたりする。ケチ臭さを信条とする私としては(自慢にゃならんけど)、非常に頭を使う買い物を余儀なくされたが、こういうお店しか存在しないのだから仕方なし(笑)

 再び宿に戻り、シャワーで入浴を済ませるのも味気ないので、公共浴場へ行くことにした。せっかく火山島へ来ているのだから温泉に浸からんと。
 宿から元町港方面へ歩き、そこから更に北へ徒歩5分で「大島温泉元町浜の湯」へ到着。海に面した露天風呂で、300円払うと誰でも入浴可能。ただし男女混浴のため水着着用。
 受付のおばちゃんに「水着持ってへんねんけど」と伝えると、無料で貸してくれるという。
「でも、まだ乾いてないねんわ。それでもええかな?」とおばちゃん、事務所の中の物干しからトランクス型の水着を一着取り外して差し出す。
「えっ…ええですけど」と一瞬絶句し私が受け取ったそれは、まだ生乾きでじっとりしていたのだった(笑)

 しかも水着は特大サイズで、私のウエストからするとデカすぎた。しかも紐がついていないものだから、湯に出入りする度に脱げそうになる。
「ま、ええか、見られて恥ずかしいもんではなし」
 そう開き直り、首まで湯に浸かり、しみじみと海を眺める。
 向こうに見えるのは熱海のある「伊豆半島」で、天気さえ良ければこの露天風呂から「富士山」さえ拝めるという。しかしもう早くも空一面を、分厚い灰色の雲が覆いつつあった。予報によれば今夜の10時頃から雨が降り始めるらしい。風も強まる一方だし、明日のことを考えると何とも気が重い。

 風呂から出たのは午後6時半。宿へ戻る道すがら、どこかで晩飯を済ませるつもりでいたのだけど、店はあれども生憎どこもやっていない。早々と営業を終えたのか、それとも定休日なのか、そこら辺は分からないが、とにかく困った。このままでは歩き疲れるだけだ。

 宿へ戻って女将さんに飯の食える食堂はないか訊ねると、また先程買い出しに行ったスーパーに行くよう言われた。
「早よ行かんとあと一時間ほどで閉まってしまうで」ちゅうことである。
 ああ、離島やなぁ……しみじみそう思った。「日が暮れれば飯食って早く寝る」っちゅうことやね。ええこっちゃ。郷に入れば郷に従え。伊豆大島バンザイ!

 ちゅうわけでスーパーで買った特大どん兵衛と惣菜でそそくさと晩飯を済ませ、大人しく自分用のカプセルに篭ったのでした。くそっ、うろつき回って損した!(笑)
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