セコさと意地だけで挑むマラソン大会や、しみじみとした日常を綴ります。



   
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まんた1968

Author:まんた1968
数年前からランニングを続けている奈良県在住のオッサンです。
年に二、三回ですが、ウルトラマラソンにも挑戦しています。
タイムは凡庸なものですが、完走を目標に意地で走りつづけることを得意としています(笑)。

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伊豆大島ウルトラランニング・翌日(前編)

   
 3月27日(月)、大会翌日。
 昨日は半分の距離でリタイアしたので、完走した時と較べて疲労は僅か。リタイアの原因となった低体温など、宿で熱いシャワーを浴びて、温かい食事を摂ったら、すっかり回復した。大事に至らず幸いだった。

 午前6時頃にぱっちり目覚め、カプセルの中でぐだぐだしてから7時頃1階に降りた。昨日に引き続き荒れ模様の天気で、表に出てみると雨まじりの強風に木々が揺れていた。
 2日に及ぶ憂鬱な天気に溜息が漏れる。昨日は荒天のため、風呂にも入りに行かず、晩飯も買い食いでそそくさと済ませ、リタイア後は宿に引き篭もった。傘が役に立たないほどの強風だと、おのずと外出も億劫になる。
 なので尚更翌朝のお天気に期待していたのだが、これではチェックアウトまでまた引き篭もるしかないのか。元町にある「御神火温泉(ごじんかおんせん)」という入浴施設が朝の6時半から営業しており、起き抜けに朝風呂に行くのを楽しみにしていたのだが……。

 同宿の皆さんも同じ考えだったようで、私より早く起床した人たちが朝風呂行きを断念して、共用スペースでテレビの天気予報に見入っていた。私を含め大方の人が本日島を離れる予定なので、船が欠航になったりすれば大変だ。
 そうこうしている内に、風は相変わらずだが、次第に雨が小降りになってきた。行けるんちゃうの……そう判断した私はロッカーから入浴のための荷物と折り畳み傘を取り出すと、思い切ってホテルを出た。
 強風で傘がさせないので、パーカーのフードで頭をすっぽり覆い、早足で元町港の方角へ歩く。風は昨日同様に冷たく、こうなれば一刻も早く湯船に身を浸したい。
 お目当ての御神火温泉は初日の夕方に訪れた「元町・浜の湯」の北側に隣接しており、元町港からは徒歩5分の緩い上り坂。浜の湯と異なり男湯・女湯が別れているので、水着は必要なし。
 大会参加者には無料入浴券が配布されていたのだけど、大会当日しか使えない仕様になっており、一夜明けた今朝となっては正規料金の700円を支払わないといけない。
 施設内はいたって清潔に保たれており、食堂や土産物売場、おまけに早朝の船で島に到着した客が仮眠を取れるスペースなどが設けられている。
 湯船に肩まで浸かり、極楽気分のあまり「ああ……」と溜息をもらす。久方ぶりの朝風呂。温泉に恵まれた火山島までやって来た甲斐があったというものだ。ジャグジー風呂にも入ったりなんかして、40分ばかりまったりした。

 さあ、さっぱりした後は朝飯だが、館内の食堂ではこの時刻、注文できるのは「モーニングセット」のみらしい。せっかく伊豆大島まで来て、トーストにゆで卵にコーヒーって、なんだかなぁ~……皆さん、そう思いません?(笑) やっぱ海の幸を食わなくちゃ。
 そうでなくてもこちとら、一昨日の晩飯からずっとスーパーの食品でお茶を濁しとるわけです。今日の昼過ぎには島を離れてしまうことだし、ここは何としても海の幸を食っとかなきゃならん。
 というわけで空腹のまま、温泉を後にする。

 とはいえ、こんな朝早くから営業している食堂があるのか甚だ疑問。元町港の近辺まで戻れば何とかなるやろ……と思いつつも、もしどこも無かったら、例のスーパーも10時くらいからだろうし、しばらく空腹に耐えにゃならんわけだ。

 しかし、そんな心配はあっさり裏切られた。元町港へ戻る道中の食堂に、「営業中」の札が掲げられていたのだ。
 大島の食堂って夜は早々に閉まったりするのに、朝はちゃんとやっているって、どういうわけや? 仕事を終えた漁師さんたちが食べに来るのか? ようわからんけど、これ幸い。迷わず入店し、魚の干物と味噌汁がセットになった「朝定食」を注文する。
 客は私一人。旨い!……海の側で食う朝飯は最高だ。風呂上がりの身体に、干物と味噌汁の程よい塩気が染み渡る。
 食後にお店の大将と雑談。「昨日マラソンに出たんやけど、あまりの寒さにリタイアしましたわ」と私が言うと、大将、「そらそうや。今年は異常気象や」と頷いておられた。
 「今日も海、荒れてるけど、船、出ますかね?」と私。
 「たぶん大丈夫やろ。もうじき連絡が入ると思うんやけど」と大将。
 なんでも毎朝午前8時半になると、主要なお店に本日の運行の有無や、どちらの港を使用するかなどの連絡が入るらしい。
 この大将が、私に、今月に入ってから元町港に船が出入りしたのはたった4日に過ぎないと教えてくださったのだ。
 「今日も岡田やろ」ということなので、大将に「ごちそうさま」とお礼を言い、店を出た。

 天気さえ良ければ午前中、レンタサイクルで島のあちこちをぶらついてみようと計画していたのだけど、この荒れ模様ではまず無理。観光はもう諦め、宿に戻って荷造りを済ませ、出港にはちと早いけど、岡田港行きのバスに乗ることにしたのだった。
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