セコさと意地だけで挑むマラソン大会や、しみじみとした日常を綴ります。



   
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まんた1968

Author:まんた1968
数年前からランニングを続けている奈良県在住のオッサンです。
年に二、三回ですが、ウルトラマラソンにも挑戦しています。
タイムは凡庸なものですが、完走を目標に意地で走りつづけることを得意としています(笑)。

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第24回 2017えびす・だいこく100kmマラソン③

   
 片江湾を後にして、鯉のぼりがはためく長閑な光景の中を走る。
 やがて菅浦湾(19km地点)に到達。
 雲一つない快晴で、夏本番と言っても過言ではないお天気だが、そのお陰で、コース途中のいたるところが撮影ポイント。
 とにかく綺麗な光景が続く。
 せっかく海の傍を走っているのだもの、やっぱこうでなくっちゃ。8月生まれの自称「夏男」としては嬉しい限り。
 鉛色の海と空に苦しめられ続けた二ヶ月前の伊豆大島……同じ海ウルトラでも天候次第でこうまで違うか。
 出雲国風土記の「国引き神話」では、この島根半島は、神様があちこちの土地を引っ張ってきたことによって出来上がったとされており、今走っているこの辺りは、「越の国(現在の能登半島)」の一部を綱引きしたものだとされている。
 この大会のゴールである出雲大社の辺りは、「韓の国(当時の新羅)」の一部を綱引きしたものだとか。
 荒唐無稽と言ってしまえばそれまでだけど、ダイナミックなお話だとつくづく思う。ストーリーを思い浮かべながら絶景の海原に目をはせると、彼方に北陸や、朝鮮半島の南端までもが見えてきそうな気さえするではないか。

 やっぱ出雲やなぁ……感慨に耽りながら走っていると、いつしか笠浦のエイド(26km地点)に到着していた。
 片江エイド以上にバラエティ豊かな給食で、前日にランナーが提出した「手土産のお菓子」の幾つかが並べられており、誰からの土産か分かるように、紙にゼッケンNo.と名前、そして「◯◯さんから頂きました」と明記されている。
 運営側と参加者側の持ちつ持たれつ。これって一つの理想型ではなかろうか。
 湾が多く、漁港が点在しているので、振る舞われるワカメと豆腐の味噌汁も最高。走り始めてからずっと漂い続けている「磯の香り」。こういう中で食す海の幸って、やっぱデパ地下の物産展なんかとは訳が違う。

 笠浦からしばらく走ると、次は野波(30km地点)。海浜公園前で給水を摂る。
 付近には海水浴場もあり、晴天のもと開放感に満ち溢れている。

 さあこの後、コースの山場を迎える。「チェリーロード」という可愛らしい名称で呼ばれてはいるが、その実は、詰坂山超えであり、くねくね蛇行する舗装路を登坂する。しかしこれがまた、微妙なんだわ。
 楽ではないが歩きを挟むほどでもなく、無理すれば走破してしまえるあたりが怖いんだわ。
 「ウルトラは50kmからが本番」と言われるが、本番の手前でどれだけ本気を出せばいいのか、初めてのコースなのでよく分からんのよね。

 事前にネットでざっと調べたところでは、このチェリーロード区間を過ぎれば、もうこれといったピークは無いとのことだが、エイドで常連さんに訊いてみたところ、「いや、もう一山あるで」ということである。
 この場合、私は確実に生の声に信を置くことにしている。
 が、しかし、である……
 44km地点の御津漁港にあるエイドに到着した段階で、予想以上の疲労感が襲ってきたのだった。
 スタートからここまで、坂道でも全く歩きを入れずに進んできた。走り込み不足の身にとって、これって、ちょっと「カッコつけすぎ」なんでないかい? 後先考えず突っ込んでしまったんでないかい?

 「あちゃ〜やってもうた」……自嘲の笑みを浮かべながらの給水・給食。
 まだ半分も来ていない。この先どれほどの山場が待ち構えているのか見当もつかないが、ひょっとして伊豆大島に続いてリタイア? こ、こんな良い天気なのに?

 ま、計画性の無さは今に始まったことではないから、こういう展開は望むところだけど(笑)
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