セコさと意地だけで挑むマラソン大会や、しみじみとした日常を綴ります。



   
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まんた1968

Author:まんた1968
数年前からランニングを続けている奈良県在住のオッサンです。
年に二、三回ですが、ウルトラマラソンにも挑戦しています。
タイムは凡庸なものですが、完走を目標に意地で走りつづけることを得意としています(笑)。

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何が悲しゅうて…

   
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 先日、知り合いの某より連絡あり。来るクリスマス・イブに映画を観に行かないか、とのお誘い。
 いい齢こいた男二人がクリスマスに、仲良く並んで映画鑑賞。どう言い繕おうが、淋しい構図に違いなし。しかし、何ゆえこの私にお誘いが…深くは訊くまい。それが武士の情け。「前売り券が二枚あるんだ」との言葉の裏を察してやらねば。某よ、まだ終わったわけじゃないぞよ。

 そんな某の口から出た映画の題名が、「47RONIN」。おいおい某よ、よりにもよって何故「米国製・忠臣蔵」?
 「他の映画じゃあかんの?」との言葉に、前売り鑑賞券がそれのものだから「あかん」と某。「それに面白そうじゃないか」と続ける。確かに、彼女と観るのなら小難しい教育番組でも面白く観れるのが道理。ただし、おっさんが相手では無理な話。

 しかしまあ、この世には日本人の手によって製作された忠臣蔵映画が数多くあるというのに(例えば、市川崑監督・高倉健主演の「四十七人の刺客」など)、何が悲しゅうて洋モノ赤穂浪士を観なきゃならんの。師走が討ち入り月だから?

 観もせずにあれこれ批判するのもいかんと思い、粗筋だけでも調べてみる。
 なになに、山奥で天狗に育てられた異貌の男(これが主演のキアヌ・リーブス)が赤穂浪士に共感し、吉良邸への討ち入り計画を助太刀するですと…
 天狗が出てきた時点で、こりゃあもう忠臣蔵でもなんでもないですやん。しかもテレビCMなどで観る限り、吉良邸が「お城」になってますやん。つまり大石蔵之助ら四十七士は、戦国時代みたいに「城攻め」をさせられるちゅうわけですか、天狗男に率いられて(゚´Д`゚) これじゃあ忠臣とてもたまったものではありませぬか。主君の仇討ちをする前に全滅必至ではありませぬか。

 その上、吉良のコスチューム。秦の始皇帝の間違いではありませぬか? その吉良に寄り添う女優さんは、さしずめ慇の末帝・紂王をそそのかし、悪の道に引き込んだ悪妃のような存在なのでしょうか? もうこうなると日本史も中国史も無関係。モンゴルや朝鮮までプラスしてごった煮にし、一丁上がりってなもんです。
 私の目の錯覚か、龍のような巨大生物が出ていませんか? おまけにビームのようなものが飛び交い、シューティングゲームですか。忠臣蔵も進化したもんです。

 最新デジタル技術を駆使したこの映画、はたして何十億の製作費がかかっているのでしょう? いや何百億ですか。
 欧米人が日本史を題材にした映画を撮りたがる気持ちは解らないでもないですが、それなら滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」みたいなフィクションを映画化すればいいのです。すれば龍や魔法もしっくりくるかと。
 「忠臣蔵」は史実を元にしたシリアスな話です。主君の無念を晴らすべく、死を覚悟の上仇討ちを決行する家臣たちの「武士の魂の煌めき」を描いた物語です。お前は頭が古いと言われそうですが、こういう物語は、興味本位で無闇に弄くるべきではないと思うのです。

 というわけで某よ、今回は辞退させてもらう。すまぬ。誰か他をあたってくれ。

 しかしハリウッド映画さん、派手派手しいCGも要りません、製作費も「47RONIN」の数分の1で結構ですから、しっかりとした西部劇を拵えていただけませんかね。我々日本人にはどう足掻いても製作出来ないような、重厚なウエスタンを。それがアメリカ映画の値打ちだと思うのですが。
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